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2004.05.04

さあ楽しんでください。

一昨年は土曜日で昨年は日曜日だったので、久しぶりにその恩恵に与ることの出来た「国民の休日」となった。

通勤途上では読めないハードカバーの積読が増えてきたので、とりあえず「ドラゴンランス 夏の炎の竜 上・中・下」を一気読み。
「ドラゴンランス戦記」や「ドラゴンランス伝説」に比べると評価は落ちるものの、一連の物語の幕引きとしては綺麗に纏まっていて良いカンジだった。

指輪物語などのファンタジーから派生したロールプレンイング・ゲーム"Dungeons & Dragons"だが、出身地とも言える小説ジャンルにフィートバックして成功。シリーズは既に世界で5千万部も売れているとか。

全てのロールプレンイング・ゲームの源流は"Dungeons & Dragons"に帰着すると思うのだが、初めてそのルールブックを読んだ時に、序文から引き込まれた記憶がある。

          
(前略)でも今は、ただ座って以下を想像してみて下さい。
゛君のキャラクターは緑の丘の上に立っている-。太陽は暖かく君の金髪を照らし、心地よい風が髪をゆらしている-。君は何気なく宝石を散りばめた魔法の剣の柄をいじりながら、いつものごとく馬の扱いかたについて口論しているドワーフとエルフにいちべつをくれた。
魔法使いが呪文を覚え終り、出発の準備ができたと告げている-。
近くの山の中腹には危険なダンジョンの入口がぼっかりと口を開けている。
そして、その中には恐るべきドラゴンが待ちかまえている。
冒険の時は来た!......゛

さあ楽しんでください。

「夏の炎の竜」は、あの時のワクワクする感覚を久しぶりに思い出させてくれた。

テーブルトークでもコンピューターでも、シナリオを追いかけるだけで想像力を駆使しないならば、それは本来のロールプレンイング・ゲームとは言えないのかも知れない。

関連記事: RPGについてつらつらと。アドバンテージ。

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コメント

Leonさんの意見に同感.私もD&Dを初めて読んだとき最初のImagin!..で始まる文章にぐっときてしまいました.今のセッションもLeonさんのご指摘通りシナリオを追いかけるだけにならないように気をつけてマスタリングをしなくては(笑).よし,頑張るぞぉ.
個人的には,現在のRPGはテーブルトークにせよ要電源にせよ「敵を倒して経験値を稼ぎキャラクターを成長させる」というのがあまりにも全面に出ているような気がします.PC,NPCとの語りそしてDMの状況説明から空想を広げてDM,PLが一緒に世界をつくることこそが本質だと思うのですけど.
とはいえなかなか難しいですよねぇ.

投稿: マグネット | 2004.05.11 00:06

目的であるところの「皆が愉しむ」ってのを達成するのは中々難しいですよね。
パワープレイ型もストーリー型もそれぞれ長所・短所があると思いますが、表面的な遊び方をしていると趣味としては長続きしないと思う次第であります。
がんばれ、Dungeon Master!

投稿: Leon | 2004.05.11 00:18

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