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2004年10月

2004.10.31

もう一人のアレキサンダー

先日紹介した映画「アレキサンダー」ですが、マグネットさんのコメントにて既にアニメ映画になっていたことを知りました。

4年前に「アレクサンダー戦記」とかいうアニメを見てあまりにもインパクトが強すぎたので,この映画で脳を元通りにしたい...甲冑率よりも「漢のビキニ率」がやたら高かったので...

漢のビキニ率?
気になってAmazonを検索してみたところ、驚愕の事実にブチ当たりました・・・

原作は荒俣 宏の「幻想皇帝-アレクサンドロス戦記」。
レビューを見る限りは普通の歴史小説で、カバーイラストも結構良いカンジなのですが、後に刊行されたノベライズ文庫版は表紙にカドカワのアニメ映画のイメージをそのまま使用しており、マグネットさんの受けたダメージを推し量ることが出来ます。

それでは、各巻のカバーイラストをご堪能ください。
アレクサンダー戦記 (1) ハルキ文庫
アレクサンダー戦記 (2) ハルキ文庫
アレクサンダー戦記 (3) ハルキ文庫

ハルキ、壊れた?


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2004.10.30

甲冑ニュース

紀元前4世紀、19歳にしてマケドニア王となり、大国ペルシャ軍を破った後もエジプト、インドと遠征を続け、僅か10年で東西を跨ぐ空前の版図を獲得したアレキサンダー大王。

トロイやキング・アーサーなど、ここのところスペクタクル映画の公開が目立つように思っていましたが、とうとうアレキサンダーも映画化。

ワーナー・ブラザーズの公式サイトをチェックすると、マケドニアの騎馬軍団やペルシアの弓兵、更にはインドの戦象などの姿がちらほらと。
本邦公開は来年の2月ですが、日本語版の公式サイトでも既にトレイラーが公開されています。
プトレマイオス役にはアンソニー・ホプキンスがキャスティングされたようですが、何故か老人メイク。
後にエジプト王となった彼が、思い出話で語るという形式になるのでしょうか。

カテゴリーは歴史映画でしょうが、「ゴルディオスの結び目」など英雄伝説的なエピソードも盛り込んでもらいたいところ。
当然ながら甲冑についても充分に堪能できそうで、今から公開が愉しみです。

予想最大甲冑率: 87.5%

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2004.10.29

ブラジャケ

仕事帰りに立ち寄った池袋リブロで、「刈り入れ」の平積み状況を指差し確認。
「七さーつ!」(*)

その後、文庫本を数冊持ってレジへ。
ちょっと気になっていたブラジャケの設置店であることを思い出し、清算しながらレジ係の店員に訊いてみた。

私: 「ブラジャケ」って何処に置いてありますか?
店員: は?
私: ブラジャケ
店員: ブラ・・・?
私: ジャケ
店員: ブラジャ・・・?
私: (そこで切りますか・・・)ケ! 「ブラジャケ」って、広告付きのブックカバーなんですけど。
店員: あいにく当店には・・・

本当はどこかに置いてあるのだと思ったけれど、他の店員と同じような会話を繰り返すのも面倒なので戦術的撤退を英断しすごすごと引き下がりました。

*: 他のお客さんの迷惑になるので良い子のみんなはマネしないでね

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2004.10.28

ディスクワールド殺人事件

それは生きていることが嬉しくなるような素晴らしい夏の朝だった。
そして恐らく、その男は”より一層”生きていることが嬉しかっただろう。
実際のところ彼は死んでいたが、特殊な訓練なしに”より一層”死んでいることは困難だろう。

「さて」、コロン巡査部長(アンク=モルホーク市警備隊の夜警)は、彼の手帳を調べて言った。
「これまでのところ、死因として
その一、少なくとも1つの鈍器で打ちのめされた 。
その二、ソーセージ用の紐で絞め殺された。
更にその三、大きい鋭い歯をした少なくとも2匹の動物によって咬まれた。
が考えられるわけだが・・・
ノビー、我々はどうすればいいかね?」

「容疑者を逮捕するであります、巡査部長!」
ノブス巡査は颯爽と敬礼して言った。

「容疑者だと?」

「コイツです。」と、ノビーはブーツで死体をつついて言った。
「自分としては、こんな風に死んでいること自体が大いに怪しいと思います。 それに、コイツは酒を飲んでいました。 死んでいる上に風紀も乱しているんですから、我々はコイツを逮捕することができるであります!」

コロンは頭を掻いた。
もちろん、 死体を逮捕することには特定の利点がある。(*)
しかし・・・

「私が思うに・・・」彼はゆっくりと言った。
「ヴァイムス警部はこの一件が解決されることを希望するだろう。
ノビー、お前としてはコレを夜警詰め所に持って帰るのが良いだろうな。」

「そうすればその後で我々はソーセージを食べられるでありますか、巡査部長?」とノブス巡査が言った。

*訳注: 死人に口なし(Dead men tell no tales.)なので、誤認逮捕であっても責任を問われることが無いからか。

突然ですが、テリープラチェットの短編"Theatre of Cruelty" の冒頭部を訳してみました。
この"Theatre of Cruelty"と、もう一つの短編"Death and What Comes Next"は、プラチェットに関する最大のインターネット・リソースL-Space Web に、著者の寛大な計らいによって公開されており、ファンによる各言語への翻訳まであります。
しかし、残念ながら日本語訳は無し・・・

L-Space Web では特定の言語による複数の訳が同時進行しないように注意喚起していまのすので、冒頭部のみの紹介とさせて頂きましたが(*)、我こそはと思うブラチェット・ファンの方は全文に挑戦してL-Space Web に送りつけ、「日本にプラチェットファンあり」との狼煙を上げて下さい。(土下座)

*: そんなコトよりも、翻訳が困難なので諦めたというのが事実

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2004.10.27

もう一人のテリー(こうさぎ)

Leonの、メールしたかったみたい。
きょうLeonで、メールすればよかった?
Leonは、

トールキンの「シルマリリオン」を筆頭に、1977年はファンタジーの当たり年だった。
翌年の1978年、SF&ファンタジーの当たり年だった。
翌年の1978年、SF&ファンタジーの当たり年だった。
翌年の1978年、SF&ファンタジーの当たり年だった。
翌年の1977年はファンタジーの専門誌ローカスは今や有名になったローカ

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「ヴォーパル卿」が書きました。

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2004.10.26

コメント・スパム

ココログは、記事にコメントが付くと指定したメールアドレスにコメント到着通知メールを送信してくれる機能があります。
私はその通知のあて先にMSN Hotmail のアドレスを設定しているのですが、これが結構便利。
MSN Hotmail と連動しているMSN Messengerを立ち上げておけぱ、ほぼリアルタイムにコメントが付いたことを知ることが出来るのです。

Hotmail のアカウントにコメント到着通知などのメールがあると、いちいちサーバを見に行かなくてもMessenger が”ビローン”というアラート音で知らせてくれるのですが、この音が鳴ると「おっ、コメントかな!?」と愉しみ。

しかし、今日のアラート音はちょっと違いました。

Messenger: ピローン
私: おっ、コメントかな!?
Messenger: ピローン
私: えっ、一気に2つも?
Messenger: ピローン、ピローン、ピロロロロロロロロロロ・・・・・

メールを確認してみると確かにコメント到着通知でしたが全てがコメントスパムで、記事の内容とは関係の無いアダルトサイトなどのURLが示されているだけです。

噂には聞いていましたが、被害に遭ったのは初めて。
20件以上のコメント・スパムを削除しましたが、確認してみたところココログのドメインが集中的に狙われたようで、中には60件や85件という方も。
誰もが腹立たしく感じていらっしゃるようですが、スパム件数の多少よりも、

はじめてコメントがついたー!って喜んでみてみたら・・・Hサイトへのリンクでしたよ・・・

というJSO's blog さんに、同じくコメントを愉しみにしている一人として同情を禁じえません。

がんばれ、古川社長

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2004.10.25

ファンタジー・ニュース


Assassin's Apprentice

東京創元社のメールマガジン(2004年10月25日発行)にて、「2004年“秋”の復刊フェア」などの他に、近刊案内として、新たな異世界ファンタジー・シリーズ「ファーシーアの一族」の刊行アナウンスがありました。

創元推理文庫(ファンタジー) ◇『騎士(シヴァルリ)の息子』上〈ファーシーアの一族〉 ロビン・ホ ブ著/鍛冶靖子訳 王家の影として生きる少年の試練と成長。異世界ファンタジー開幕。 ◇『騎士(シヴァルリ)の息子』下〈ファーシーアの一族〉 ロビン・ホ ブ著/鍛冶靖子訳 赤い船団の襲撃、六公国未曾有の危機に、少年に託された密命とは?

原作は上に書影を貼った"Assassin's Apprentice"で、 "The Farseer Trilogy"の第1巻。
この三部作は全ての作品がローカス賞にノミネートされています。
・Assassin's Apprentice (1995): 14位
・Royal Assassin (1996): 5位
・Assassin's Quest (1997): 5位

こーゆー人気の形態は80年代のエディングスやフィースト以来で、かなりの質の高さが期待できそう。
販売戦略上の煽り文句としては良く聞くけれど、読者自身に「ゲド戦記や指輪物語よりも上」と言わしめるとは・・・

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2004.10.24

非・非ゼロ和ゲーム

他者を判断するにあたって性善説・性悪説の何れを採るかは人それぞれだろうが、実際はそう単純なものではない。

ゲーム理論が発表される前から「情けは人のためならず」という言葉があるように、利他が即ち利己となるのは社会ではよくあることだ。

ゲーム理論に立脚すれば、利己を達成するために利他を選択するという「結果としての性善」があることになる。
しかしながら、やはり「天真爛漫な性善」も存在するように思う。

昔話に例えれば、花咲か爺さんが後者で隣の爺さんは前者ということなるだろうか。
しかし「人が良い」ということは騙されたり裏切られたりし易いということでもある。

騙されたり裏切られても尚「天真爛漫な性善」であり続けることは困難に違いなく、「嗚呼自分はなんて莫迦だったんだろう」との後悔とともに、裏切りには裏切りをもって応じる「結果としての性善」に切り替えることも多いだろう。
このようなゲーム理論から導かれる帰結は正しいものだと思うが、問題もあると考えている。

人や物事に対して疑ってかかることを基礎として、計算高く生きていけば、確かに騙されたり裏切られたりすることは少なくなるだろう。
しかし、その人生は楽しいのだろうか?
「誰に何時どんなヒドイことをされるか判ったモンじゃない」という考え方は、昨今のニュースを見ていると肯定したくなるが、そのような暗鬱とした精神で生きていくのは実につまらないと思う。

先ほど観たニュースによれば、新潟県中越地震から1日経って受け入れ態勢も整い、被災地へのボランティア紹介が始まったとのこと。
阪神大震災の折にインタビューに応じていたボランティアの方が「困った時はお互い様」と言う、ある意味ゲーム理論的な回答をしていたが、取る物も取り合えず駆けつけたときに計算のあろうはずもない。

滅私のボランティアの存在は、単に被災者の助けになるだけでく、暗鬱な社会を明るく照らす。

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2004.10.23

Werewolf

風邪で寝たり起きたりの一日。
起きている時間で「刈り入れ」を読了したが、笑いが咳に変わるのは結構辛いものだった。

ディスワールド・メモにプラチェットのインタヴューを翻訳したものがあったが、プラチェットはハリー・ポッターからの剽窃を疑われることがあるという。

ときどきファンタジー初心者から、おまえは「ハリー・ポッター」からネタをぱくっただろうと非難されることがあるんだ。
困ったことに、「1986年に私が出版した本の中のネタを15年後に出版されたハリーポッター本から剽窃するなんてありえないよ」と根気強く説明してやると、彼らはとても興奮し顔を真っ赤にして「へー、じゃあなたは、彼女があなたからアイディアを盗んだと、こう主張するんですね」と言い出すんだ。

翻訳ながらも両方を読んでいる身としては全く異なるタイプのファンタジーだと思っているので意外な話だ。

しかし「刈り入れ」を読んでいる途中で、「あ、これのコト?」と思う部分を見つけた。

「刈り入れ」に登場する狼男の名前がルーパインというのだが、スペルは恐らく"lupine"で、ハリー・ポッターにも"lupin = ルーピン"という名の教師が登場する。
作品発表時期の後先で言えばディスクワールドの"Rupine"の方が古株だが、そもそも"lupine"とは「狼に似た」との意味なのだし、ハリー・ポッターの作者J.K.ローリングは他のキャラクターの名前にも似たような言葉遊びを用いているのでそこには「パクり」の問題は無いだろう。

一方、ただの言葉遊びに止まらないのがプラチェットだ。
ディスクワールドのルーパインも満月になると変身するのはリーマス・ルーピン先生と一緒だが、それ以外の日々は狼の姿なのだから・・・

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2004.10.22

ポストの中の死神


刈り入れ

bk1 に注文していた「刈り入れ」がメール便でポストに届いていた。
直接受け渡しを行う宅配便だと帰宅時間との折り合いが付き難いので、このメール便は便利。

とりあえず開封し、Josh Kirby のカラフルなイラストを確認した後、パラパラっと捲ってみる。

ククク・・・
未だ読んでもいないのに笑いを誘われます。
だってゴシック体(*)がてんこ盛りなんだもの!

* 俺注: ディスクワールド・シリーズにおけるゴシック体表記は、一般に死神のセリフであることを示す。(原著は大文字だとか)

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2004.10.21

好機チャンス到来

小柄な体格に加えいつも忙しく動き回り、やや積極的な傾向を見せる前歯。
そんなMさんを常々ネズミに似ていると思っていた。
同僚に同意を求めたところ多くの人が頷いたが、Mさんは良い人なので影で「ネズミ」と呼ばれるようタイプの人間ではない。

「もしや」と閃いて、指折り干支を調べたらやはり干支も子年で、何故か拳を堅く握ってガッツポーズを取ってしまったが、大先輩に「やぁ、貴方はネズミに似ていますね」と言うことは当然ながら出来ない。

しかし、人は好機さえ掴めれば、出来ないと思っていたことも出来るようになることがあるものだ。

太平洋上で勢力の強い低気圧に変わった台風23号は、今朝も間欠的な雨を降らせていた。
駅から出たときには止んでいたが、喫茶店で朝食を食べている間にまた降り出すといった調子。

ロッカールームで傘の水気を切っているときに、バタバタと駆け込んできたのはMさん。
何故かズブ濡れだった。

同僚S:「どうしたんですか?」
Mさん:「コンビニに寄っている間に傘盗られちゃってさぁ、最初は止んでたのに急にまた降り出してきたのよ」

好・機・到・来
神さま、私は今こそあなたの存在を信じるに至りました!

私:「濡れネズミですね、Mさん」

一瞬、ロッカールーム全体が凍りついたかに思えたが、当のMさんは特に気付いた様子はない。

言えた、言えたよ、俺、言えたんだよ!

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2004.10.20

もう一人のテリー

トールキンの「シルマリリオン」を筆頭に、1977年はファンタジーの当たり年だった。
翌年の1978年、SF&ファンタジーの専門誌ローカスは今や有名になったローカス賞を創設し、1977年に出版された作品を対象に読者投票を実施した。
この年に受賞、若しくはノミネートされた作品は、今でも読み続けられているものが多い。

当然邦訳率も高いのだが、テリー・ブルックスの「シャナラの剣」に関しては評論者が1988に上巻を出版したものの、未だに下巻のリリースがなく”幻”とされてきた。
テリー・ブルックスと言えば、ユーモア・ファンタジーの「ランドオーヴァー」でファンになったものの、訳出が少なく嘆いている方も多いことと思う。

しかし、彼の代表作はランドオーヴァーではなく、現在シリーズ14作品を数える「シャナラ」だ。
その「シャナラ」が装いも新たに扶桑社から刊行される。
それも、"幻の"下巻のみならず、シリーズを順次刊行とのこと。

扶桑社では、プロモーション専用のblog を立ち上げ、書店向けに「シャナラ“先読み”キャンペーン」を開催しているが、一般の読者は発売予定とされている11月26日を待たなければならないようだ。

さて、「もう一人」であるテリー・プラチェットだが、やっと「ディスクワールド」シリーズ最新邦訳のオンライン書店での取り扱いが始まった。





刈り入れ

こちらのテリーも日本では”知る人ぞ知る”といった感が拭えないが、ローカス賞のノミネートでは常連のベストセラー作家。
台風一過の後の読書の秋は、Wテリーを楽しめそうだ。

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月光下騎士団(こうさぎ)

きょうヴォーパル卿は、Leonはblogしなかった?
きょうは、Leonのひまはblogしたかったみたい。
Leonは、

ファースト・アルバム「火の玉ボーイ」でデビューして以来

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「ヴォーパル卿」が書きました。

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2004.10.19

のど飴の副作用

朝起きたら喉が痛かった。
風邪の引き始めだろうか。

通勤途中のコンビニで喉飴を買ったが、舐め終わると直ぐに痛むのでまた一つ口に放り込む。
タバコも殆ど吸わずに飴ばかり舐め続けていたら、昼頃には1袋を舐め尽し、もう一袋買い足し。

舐める、舐める、舐める、舐める、舐める

これまでの人生でもっとも飴を舐めた1日だったが、おかげで一応喉の痛みは沈静化。
しかし今度は飴の舐め過ぎで舌が痛くなった・・・

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2004.10.18

老いてますます

ディスクワールド・メモ: 2004-10-11

おもしろいです。
プラチェットの作品を読むたびに「あー、おもしろかった。でもこれ以上おもしろいのを書くのってもう無理でしょう。もう20冊以上書いてるし。そろそろネタ切れになるんでは?」といつも思いますが、次に出る新作がまたおもしろい。
(中略)
たぶん10年後も同じかと。
「あーおもしろかった。でもこれ以上おもしろいのを書くのってもう無理でしょう。もう100冊以上書いてるし。そろそろネタ切れになるんでは?」とか言ってたりして。

ディスクワールド探訪」の管理人marigoldさんによる端的かつ興味をそそる"The wee free men"の紹介。
最新邦訳の「刈り入れ」が間もなく発売になりますが、既にこちらも食指が動いてしまいます。

今月初め、ハリー・ポッター・シリーズが5巻目にして失速し始めたとの記事を書きましたが、シリーズものが次第に読者の数(出版部数)を減らしていくのは当然のこと。
既に30近く巻を重ねているディスクワールドが未だに強力に支持されている事実にこそ驚くべきでしょう。

さて、プラチェットは1948年生まれなので今年で56歳。
marigoldさんの言うように、「10年後」は無理だとしても、「100冊」のほうは可能性がないわけでも無さそう。

ディスクワールド・シリーズの1作目"The Colour of Magic"の刊行が1983年なので、35歳からの21年間で29冊を著していることになります。
1年あたりに換算すると約1.4冊のペース。
このペースを維持すると仮定した場合、流石に100冊目を刊行する頃には作者の年齢も100歳を超えてしまいますが、プラチェットはディスクワールド以外の著作もあるわけですから、実際の刊行ペースはもっと高いはず。

アーシュラ・K.ル=グウィンは1929年生まれで、今年で75歳ということになりますが未だに創作活動を続けており、call_me_ged によれば、つい最近も新刊を著したとのこと。
更にフィリパ・ピアスに至っては、なんと84歳になって20年ぶりの新刊を刊行。
健康であれば、かなりの高齢になるまで現役で作品を生み出すことが可能であるとの実例があるというワケ。

「プラチェットは100冊目も面白いのか?」

この命題を追うには、ファンも長生きしないといけませんね。

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2004.10.17

洗車嫌い

秋晴れ。

暑ければ暑さを、寒ければ寒さを理由にサボりがちとなる洗車だけれど、一連の台風ラッシュも終わって弁解無用の好天気。
重い足取りながら、一抹の希望を抱いて駐車場に趣くも、やはり小人さんがキレイに洗ってくれてたりはしなかった。

コイン洗車場に向かう途中のガソリンスタンドで、「泡・ムートン洗車」という看板が目に付く。
これまではたまに機械洗車を利用する他は殆どコイン洗車場だったので、モノは試しにとホイールクリーニングなども併せて申し込んでみました。
作業の様子を眺めていると、意に反して大量の羊は登場せずガッカリ。
でも、値段分はキレイになったので、これからは専らムートン頼みになりそう。

家に帰ってTVを付けた。
エッ、23号ですか?

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2004.10.16

メッセンジャー

以前の職場の同僚(Nさん)が久しぶりにMSN Messenger でオンラインになっていたので、少し話す。
互いに近況などを話す中に「健康」というキーワードが頻繁に登場。
相手のほうが2歳年上だけど、お互いそーゆー年頃になったというコトか・・・

健康の話題ついでというカンジで、「そー言えば」と相手が切り出した。
運動不足を解消するため、最近自転車を買ったとのこと。
相槌的に「どんな自転車?」と聞いたところ、しばらく間があってからURLが送られてきた。

私: 「コレって、電動アシストですね・・・」
N: 「最近安くなってるんだよね」

その後話題も変わってしまったけれど、結局言えなかったナ。
「Nさん、アンタって昔から何をやらせてもハンパなところがありますよね・・・」

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2004.10.15

おもちゃ

オンライン・ショップ大手のアマゾンが、先日からおもちゃを取り扱うようになりました。

クスマスの直前、子供のために人気のおもちゃを手に入れようと父親が悪戦苦闘する「ジングル・オール・ザ・ウェイ」という映画がありましたが、オンラインだと予約も手軽な上に人気商品もひと目で判るので、「こんなの(*)欲しくないよう」というクレームを受けることも無くなる?

*: デコトラのプラモデルも喜ばれないと思います・・・

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2004.10.14

ファンタジー臨時ニュース


Reaper Man

臨時ニュースといっても、既に某所において脊椎反射のような素早さで告知されているので、ご存知の向きもあるかも知れませんが・・・

ファンタジー大国イギリスの誇る大ベストセラー作家、テリー・プラチェットの代表的なユーモア・ファンタジー「ディスクワールド」シリーズから"Reaper Man"の邦訳が10月22日に発売されます。

上に貼り付けた書影は原著のものですが、訳書も同じ表紙になるとのこと。
邦題は「刈り入れ」とされるとのことですが、主人公は「死神の館」と同様に死神なので、手にした大鎌で刈るものは果たして!?

近くの書店で見つからない方は、版元の鳥影社が送料無料/郵便振替で取り扱っているとのことです。

国内では不思議なほどに知名度の低いプラチェットですが、その作品に接した方からは以下のような感想が続々と寄せられると良いなぁ。

・プラチェットを読んだら、苦手な数学の試験で100点を取れた!
 新潟県 S.Tさん

・ディスクワールドを読むようになってから女性にモテモテに!
 福岡県 M.Nさん

・古本屋で手に入れた「遠い星からきたノーム」に1万円札が!
 北海道 T.Yさん

・「モーリス」を読んでいたら行方不明だったミケが帰ってきた!
 広島県 K.Oさん 


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2004.10.13

男のロマン(こうさぎ)

きょうヴォーパル卿は、サイズとかアレしないです。
Leonは、

「ある日どこかで」を読了。
世界幻想文学大賞作品とのことで手にしてみたのですが、個人的な評価は"そこそこ"といったところ。
ロマンチックな小説ではあるけれど、

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「ヴォーパル卿」が書きました。

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2004.10.12

食玩活用 

職場のデスクに食玩を並べている人を見かける。
集めすぎて、家には置く場所が無いそうだ。

子供が同じように学校の机に食玩をズラリと並べていたら、おそらくは没収だろう。
大人ってズルいや!

生産数を意図的に少なく設定した「レア」の存在により、既に持っている種類のものが幾つ集まろうが買い続ける宿命を背負ったショクガニスト(造語)達。
一つ一つは小さくても、そのうち居住スペースを圧迫してくるのは当然で、やがては捨てざるを得ない状況になることは容易に推測できる。

しかし、食玩に新たな活用の道を見出すことによって、飾り物として以上の価値を生み出すことも可能なようだ。

Washira ロードオブサザリング

同様のアイデアをLEGO で実現しているサイトもあるが、大量の食玩ハムスター達から漂う圧倒的なチープさは他に類を見ない。

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2004.10.11

ベスト・カッチューニスト(造語)発表


ベルセルク(27)

先ごろ、例年どおりベスト・ジーニストが発表されました。
しかし今日は、長谷川理恵のが小さいのとか、堀江社長のがデカいとか、顔のサイズ関わる話題を書こうとしているワケではありせん。

ジーンズも良いでしょう。
しかし、機能性とファッション性の融合を語るなら、甲冑を黙殺することは出来ないのではないでしょうか?(反語)
空前の甲冑ブームが到来しているというのに(妄想)、どこもベスト・カッチューニストを選出する動きが無いことに憤りを禁じ無いのでありますっ(ツバ)!

そこで、僭越ながらこの私が選ばせていただくことに致しました。

ここでドラム・ロールの一つも欲しいところですが、実際は既に上に画像を貼ってしまいました。
2004年度ベスト・カッチューニストは、漫画「ベルセルク」からガッツさんです。

今年は映画メディアなどで多くのカッチューニストが登場したわけですが、決め手は着用する者を従わせようとする「狂戦士の甲冑」を自らの精神力によって”着こなした”こと。

全国8千700万人の甲冑マニアの皆さんと共にガッツさんの栄誉を称え、更に来年も素晴らしいカッチューニストが登場することを期待して止みません。

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2004.10.10

そこへ座りなさい

この間先生が「ディスクワールド」の最新刊"Going Postal" の話をしたのは覚えていますね

そう、先生はこれまで何度も「ディスクワールド」の面白さを教えて来たつもりです。
先生は何も自分の好みを皆さんに押し付けようとしてるのではありませんよ。

ファンタジーの本場、イギリスのAmazon をご覧なさい。
売り上げランキング第3 位、堂々たるトップセラーです。(10/11)

それが、どうです? 日本のAmazonは?
イ・ビョンホンばっかりじゃないですかっ!
最も売れている「天才ネコ モーリスとその仲間たち」でさえ170,264 位じゃないですかっ!

「指輪物語」や「ハリー・ポッター」も良いでしょう。
でも、それら最近話題となっているファンタジーを生み出したイギリスで、”今”、"ジャンルさえ超えて"圧倒的な支持を受けているのは「ディスクワールド」だということを、もう一度認識してもらいたいと思います。

ハイ、では全員プラチェット作品を1つ選んで読書感想文を5枚以上。
提出は来月末までです。
それと、普及委員の人は放課後も残ること、いいですね!?

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2004.10.09

「トラッカーズ」映画化!?


Truckers 「シュレック」で監督デビューしたアンドリュー・アダムソンは、その次にテリー・プラチェットの「トラッカーズ(遠い星からきたノーム1)」を監督すると言われていましたが、ご存知のように実際には「シュレック2」のメガホンを取りました。

残念な変更でしたが、初監督作品がいきなりアカデミー賞ですから、「2匹目のドジョウ」を狙ったのも頷けます。

さて、「次こそは!」と期待していたファンも多いと思いますが、一昨年、彼の3番目の監督作品が「ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり)」になることが判明。

そう、「ロード・オブ・ザ・リング」によって、CG技術がファンタジー作品を実写映画化するにあたり、十分な能力を持つことが証明された今、彼のような視覚効果出身の監督に白羽の矢が立ったのは当然のことでしょう。

しかし、アダムソン監督は「トラッカーズ」を忘れてしまったわけではないようです。

DreamWorks SKG Fnasite

He is also collaborating with "Shrek" co-writer Joe Stillman on the screenplay for another animated feature for DreamWorks, currently titled "Truckers," which Adamson will also direct. "Truckers" is based on Terry Pratchett's best-selling fantasy trilogy known as The Bromeliad.

未だ公式アナウンスはありませんが、これが期待せずにいられるでしょうか?(反語)

嗚呼、でもでも、一つだけ心配なことがあります。

神様、オム様、仏様、何とぞ邦題が「トラック野郎」になりませんように!

関連庭小人: GARDEN GNOME DROP DRAWERS

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2004.10.08

こっちは本物

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サイト名がアレなもので、海外から検索エンジン経由でいらっしゃる方もチラホラ。
何故に"armor shop"なるキーワードを検索しているのかは不問に付すとしても、このサイトが彼等の期待に添えないことは明白で、海を隔てた国々でディスプレイに向かって中指を突きたて"Damn it!"とか叫ばれていると思うと心配になって来ました。

そこで、日本でただ一人の西洋甲冑師・三浦權利さんの公式サイトを紹介させて頂きたいと思います。

Armourer
サイトの運営は別の方が行われているようですが、三浦氏本人からの許諾を受けているとのこと。
営業種目として

甲冑受注製作
製作教室
修理改造
クリーニング
ミニチュア
備品製作

などが挙げられており、価格の目安や当然ながら連絡先も。

ちなみに全身を覆う全甲冑(カプ・ア・ピエ)は"500万円~"。
円安になると良いですね・・・


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2004.10.07

月光下騎士団


アンソロジー 1976-1996

ファースト・アルバム「火の玉ボーイ」でデビューしてから25周年となった2001年に、記念アルバムとして"Dire morons TRIBUNE"を発表して以来、実に3年間も新曲の発表がなかったムーンライダースですが、公式サイトによれば今年の冬に待望のニューアルバムをリリースするとのこと。

バンド名が稲垣足穂の短編「THE MOONRIDERS」から採られたというのは有名な話ですが、ムーンライダースの詩の中にもタルホを想起させるものが多くあります。

1998年に発表されたベスト・アルバムには”名詩選”を意味する「アンソロジー」という絶妙なタイトルが付けられましたが、タルホ風であるか否かに関わらず、ムーンライダースの魅力の第一はその詩にあると思っています。

メロディアスな楽曲は毎年沢山発表されていて、中には永く耳に残るものもあるけれど、歌詞を単体で味わえるようなアーティストは稀にしか出会えないので、長く待ったこともあって今回の新作はとても楽しみ。

関連テレビ番組: 夢・音楽館

今回は結成29年のベテラン・ロックバンド、ムーンライダーズと平成の歌姫、島谷ひとみの初共演。東京が生んだ伝説のバンド、ムーンライダーズ。多くの若手ミュージシャンたちからもリスペクトされている存在です。かたや「亜麻色の髪の乙女」や「元気をだして」のカヴァーヒットで知られるヴォーカリスト、島谷ひとみ。注目の共演曲は永遠のフレンチポップ「夢見るシャンソン人形」。キュートなポップチューンがムーンライダーズの手によってどのように変ぼうするのか?あっと驚く島谷ひとみの大ヘンシンぶりにも注目です。ご期待下さい。
 トークではムーンライダーズのおじさまたちと桃井の同世代トークがまったりと盛り上がります。ムーンライダーズの面々の熟年の笑顔に、身も心も癒されてください。お楽しみに。
■第59回
10月14日(木)総合 23:15~23:45
10月12日(火)BS-hi 14:30~15:00
10月19日(火)総合 1:55~2:25
10月20日(水)BS2 2:45~3:15

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2004.10.06

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ


詩人たちの旅 先日、YOMIURI ON-LINEにジブリ映画「ハウルの動く城」の原作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのインタビュー記事が掲載された。

原作者自らの牛乳アレルギーと、ある少年の一言から物語が生まれたというエピソードなどが興味深いが、彼女のプロフィールに必ずといって良いほど登場する「トールキンに師事」の実態も。

オックスフォード大セントアンズ校で授業を受けていましたが、彼はまだファンタジー作家としては無名でした。講義中はあんまりボソボソ喋るので、皆「こんなもの金の無駄だ」とドロップアウトしていましたね。作品そのままに話があちこちに飛びますし。でも、私は夢中でした。何故なら、彼は私たちを試すためにわざとそうしているのだろうと思ったからです。

実際に彼女が「指輪物語」を読んだのはもっと後で、本人も

多大な影響は受けていることは否定しませんが、模倣したことはありません。

と語るように、その作品からトールキンをイメージする人はいないだろう。

彼女の著作「ダークホルムと闇の君」や「ファンタジーランド観光ガイド」では、トールキン以降のファンタジー作品にありがちな"巻等の地図"や"予言"、更には"最後の戦い"のようなお定まりの要素をパロディ化して笑い飛ばしているぐらいだ。

しかし、最近訳出が始まった「デイルマーク王国史」はチョット様子が違う。

まず、巻頭地図がある。
更に主人公は"吟遊詩人"一家。
そして謎めいた登場をする"十代の少年"は、"行方不明の世継ぎ"。

「ダークホルムと闇の君」や「ファンタジーランド観光ガイド」において【ベタ設定】として一笑に付した要素が満載である。
「デイルマーク王国史」は今から約30年前の作品でもあり、長い作家生活の中で大きな変化があったことを思わせるが、結末で読者の足元を掬うのが上手い彼女のこと、油断は出来ない。


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2004.10.05

うさたん・・・


天より授かりしもの

「天より授かりしもの」を読了。
薄い本だなぁ、という印象はありましたが、まさか通勤電車の往復で読めてしまうとは・・・

200p 程度はあると思っていましたが、実際には訳者あとがきまで含めて123p 。

これがウワサのかさ高紙でしょうか?

この本、更に工夫がされており、大きな活字を使用することによって行数が14 しかないばかりか、全ページに渡って下部にうさぎのイラストが。(下図参照)

┌────┬────┐
│字字字字│字字字字│
│字字字字│字字字字│
│字字字字│字字字字│
│字字字字│字字字字│
│うさたん│うさたん│
└────┴────┘

各種のギミックを取り去ると半分程度のページ数になってしまうので、上質な紙を使ったり大きな活字を使うというアイデアは良いとしても、うさぎはどう考えてもやり過ぎ。
そこまでするぐらいなら、類似した短編を集めてアンソロジーを編むなどするのが普通だと思うのですが・・・
何故にうさたん?

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2004.10.04

男のロマン


ある日どこかで

「ある日どこかで」を読了。
世界幻想文学大賞作品とのことで手にしてみたのですが、個人的な評価は"そこそこ"といったところ。

ロマンチックな小説ではあるけれど、どちらかと言うと「男のロマン」の部類でしょうか。

一口に「男のロマン」といっても特に定義は無く、人によって「マンガ肉」であったり、「帆船模型」であったりと多様なわけですが、更にモノではなくシチュエーションとしての男のロマンも。

アブノーマルスタア: 男のロマン
男のロマンが「硬派」と「軟派」に大別されており、前者の例としては

「ここはまかせてお前らは先に行けっ!」
 当然、敵の基地です。もう自分はボロボロですが、「死にたい奴からかかってこい」とか強がってみせます。

で、後者の例は・・・
今日も遅刻寸前の俺。廊下を走っていたらある女の子とぶつかった。
「いてぇ!」
 この後はお決まり。転校生が紹介されるとお互い「あっ!」と指さす。
 そして先生が言う。
「なんだ、おまえ達知り合いだったのか?」
 もちろん彼女はたまたま僕の隣の席。

さて、「ある日どこかで」がどんな話かというと・・・
-不治の病となった男が立ち寄った、とある古めかしいホテルで80年前の女優の写真に目を止め、一目惚れしてしまう。男は女優と同時代の宿帳に自分と同じイニシャルのサイン見かけたことをきっかけにタイムトラベル。生涯を女優業に捧げ、それまで異性を一切遠ざけていた彼女だったが-

著者も男性なら、巻末解説で絶賛している瀬名秀明さんも男性。
突き詰めると、男ってのは意外に、いや異様と言えるほどにロマンティックなのかも知れませんね・・・

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2004.10.03

日本語の表記について考える

先に日本語の「数詞」の複雑さについて書きましたが、漢字かな交じりの日本語そのものが難解であるとの意見もあるようです。

財団法人カナモジカイは、

1920年に創立され、日常使う文字としては、漢字を廃止して、横書きのカタカナを用いることをことを訴えて運動してきました。

としていますが、そうですか、80年以上も活動しているのですね。
でも、今や時代が変わり、外来語のカタカナが急増したことによって漢字表現が見直されたりしてるのが現状。
もう80年待てば、カナモジカイさんの主張が見直される時代になるかも知れませんが・・・

似たような組織として財団法人日本のローマ字社がありますが、こらちは更に急進的で、WEBサイトにおける主張も全てローマ字表記という徹底ぶり。

Nippon-no-Rômazi-Sya (NRS) wa,
Nipponzin no gengo-seikatu o kôzyô saseru tame ni,
Nipponsiki tuzuri ni nottotta Rômazi o tukau koto no tyôsa ya kenkyû o okonai,
Rômazi ga nitizyô ni tukawareru han'i o hiromete,
Nippon no kyôiku, bunka no hatten ni yakudatu koto o mokuteki ni sita zaidan hôzin desu.

なんでしょうか、このページから漂う執念は。
子供の頃に漢字の書き取りの成績が悪く、廊下に立たされたことを今でも恨んでるってコトではないですよね?
秘密結社みたいな雰囲気が拭いきれないのは私の気のせいで済ませることします・・・

これら二つの組織それぞれの主張は類似した部分がありますが、辿りついた結果は「カナモジ」と「ローマ字」、結果として袂を別つ形となっており、互いに歩み寄ることは難しそう。

乙″もまぁ、 ー⊂″ちらの 糸且 糸音戈 も「 ≠″ ャ 」レ 文字」 ιニ ιょ 反 文寸 ナニ″ з ぅ ナょ ぁ・・・

Thanks to ギャル文字一括変換装置

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2004.10.02

お知らせ: ココログ障害中

来訪者各位
ココログ障害中のため、しばらくの間コメントをお控えくださるようお願い致します
 
確認できている障害内容

1 コメント投稿時、以下のエラーが表示される場合がある。

エラーが発生しました:
Can't call method "mail" on an undefined value at /usr/local/typepad/app/lib/MT/Mail.pm line 72.

2 1項のエラーが発生した場合、直前のコメントが削除される場合がある。

以上のことに鑑み、一時的にコメントの書き込み機能を停止させて頂こうと思いましたが、ココログには一括してコメントの書き込みを停止する機能が無いようです・・・
今あるのは
・新規(これから書く)記事へのコメント禁止
・ip アドレスによるコメント禁止
・名前やメールアドレスが無い場合のコメント禁止

ブログを作っている人にとって、自エントリーは当然ながらそれらに付いたコメントも大切なもの。
気付かない間に大切なコメントが消えていくとというこの障害、ちょっと酷過ぎます・・・

この記事のトップのようにコメント規制を促しても、検索エンジンなどから直接過去の記事にジャンプしてコメントされる方への効果はありません。
当面の対策としてははバックアップを取ることぐらいでしょうか。

最後になってしまいましたが、この障害に気付かずに、せっかく頂いたコメントを幾つか削除してしまいました。
コメントをお寄せ下さった皆様に深くお詫び致します。

【追記】
エラーメッージから障害がコメントのメール通知機能に関連していると推測し、当該機能を停止したところ、再現しなくなりました。
メールによるコメントの到着通知は便利な機能ですが、復旧までの間は一時的に停止するのが良いようです。

コメントのメール通知停止方法
・「設定」タブ中のメニュー「表示設定」をクリック
・「コメントのオプション設定」グループ中の”新規コメントをメールで通知する ”のチェックマークを外す。
・ページ下部の「変更を保存」をクリック
・「サイトに反映」をクリック
・新しいウィンドウが開くので「反映」をクリック(しばらく時間がかかります)

【追記2】
トラックバックにおいても同様の現象が発生するとのこと。
対処方法は上記と同様ですが、真・あぁドドメ色の珍生さんが画像付きで解説されています。

参考URL
お知らせココログ: 障害情報

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2004.10.01

提言: これを訳出せよ!


The Wee Free Men ハリー・ポッター・シリーズの人気が下降しつつあるようで、「買い切り」を適用した静山社にはダメージはないものの、規模の小さな書店にはかなりの影響が出てくるものと思われます。

Yahoo! ニュース: 「ハリ・ポタ」売れ行き鈍化、大量在庫に書店戸惑う

290万セットの初版史上最高部数を記録したJ・K・ローリング著「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(静山社)の発売から1日で1か月。このシリーズ第5巻の出足に、期待したほどの勢いがないとの声が出始めた。大量に在庫が残ると他の書籍にも影響しかねず、書店や出版業界は気をもんでいる。

しかしながら、ハリー・ポッターが出版業界に与えた影響は小さくはなく、特にヤングアダルト部門におけるファンタジー作品は、殆ど訳出がなかった状態から一変し、原書の刊行から1年を待たずして読める作品も出てきました。

これは多くの読者(そして書店も)が「ポスト・ハリー」を待ち望んでいる証左と言えるでしょう。

ローカス賞でも、2003年からヤングアダルト部門を新設していますが、第1回の受賞作品となった「コララインとボタンの魔女」のみならず、ノミネート作品の「アバラット」や女騎士アランナの最終巻「伝説の宝石」まで既に邦訳で読めます。

さて、2004年ローカス賞のヤングアダルト部門受賞作は、”カーネギー・メダリスト”でもあるテリー・プラチェットの代表的なファンタジー・シリーズ「ディスクワールド」から、上にも書影を載せた"The Wee Free Men"。

書籍の出版や販売に携わる方にとって、「ポスト・ハリー」探しは今に始まったことではないのでしょうが、いよいよ本腰を入れてかかる必要がある現在、これが訳出されないなんてコトがあって良いのでしょうか?(反語)

関連ファン・サイト: ディスクワールド探訪

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