preciousss memo: 復刊投票数も少ないプラチェット
本は生もの。
売れ行きが思わしくないタイトルは初刷を売り切ったとしても重版されない場合が多く、翻訳ファンタジーにおいても入手困難なタイトルが増えつつあります。
「売れ行きが悪いのは作品に魅力がないから。」というのは基本的に正しい論理だと思いますが、映画「ゲド戦記」が酷評される中で優秀な興行成績を収めているように、絶対的なものとも言えません。
大手出版社でもない限りは広告は極めて限定的ですし、初刷数も比較的少なめで地方の小売書店には並びもしないというタイトルも少なく無いでしょう。
さて、復刊ドットコムというWEB サイトがあり、絶版・品切れの本をリクエスト投票によって、復刊/復刻 させるサービスを行っていますが、本日付けで
全リクエスト:29,862 点
復刊交渉中書籍:1,095 点
復刊書籍:2,715 点(*)
と、リクエストに対して約1割程度の復刊/復刻実績となっています。
テリー・プラチェットのユーモア・ファンタジー「ディスクワールド」シリーズは、多くの言語に翻訳されて世界中で愉しまれており、日本語訳も数点ありますが、邦訳新巻の出版ペースに対して、既巻が重版切れとなるペースが追いついてしまっているのが現状。
特にシリーズ第一作目の「ディスクワールド騒動記」と、シリーズ中最も評価の高い「死神の館」が共に絶版状態となっているのは残念でなりません。
復刊ドットコムが出版社と交渉に入る基準は100票のリクエスト投票とされていますが、ディスクワールドへの復刊投票はまだまだ少ないので、「読んでみたい」と思われる方、また「既読だけれど他の人にも手に取って欲しい」と思われる方は、是非下記のリンクをクリックして一票入れて頂きたく。
復刊ドットコム: 死神の館
復刊ドットコム: ディスクワールド騒動記
*: 復刊交渉とは関係なく、出版社の独自計画で復刊したタイトルを含む。
※この記事は日本ディスクワールド普及委員会にもポストしています。
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