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2007.06.26

怖い話

「ウィルス対策ソフトをインストールしていれば安全」というのは思い込みだ。

日々数百種類の新たなウィルスやその亜種が発見されているのが現実。
発生~ウィルス定義ファイルのリリースまでの時間的な空白は必ずあり、感染力の強いコンピューター・ウィルスは数分で世界中に広がる。

確かに、頻繁にウィルス定義ファイルを更新していればかなり安全ではあるが、最近は「スピア型」と言われるタイプのウィルスも出てきた。

世界中に蔓延させることは目的にしておらず、特定の組織や個人をピンポイントで狙うのが「スピア型」と言われる所以であるが、その特性からワクチンベンダーにおいては検体の入手が困難で定義ファイルのリリースも遅延せざるを得ない。
世界中で症例が1つしかない病気のようなものである。

最近、新種のコンピューター・ウィルスが金銭で取引きされているという事実と併せて考えると、この「スピア型」は極めて脅威度の高いものと言える。

現時点では「スピア型」のターゲットは企業などの組織に限られているようだが、裏市場で新種ウィルスの単価が下がれば個人を狙うストーカー的な事例も出てくるだろう。

山田オルタナティブのようなウィルスが、スピア型で送り込まれて来る事態を想像すると、空恐ろしくなる。

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