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2008.02.26

映画: ハーヴェイ


ハーヴェイ また「ファンタジー映画トップ50」のリスト中からレンタルしました。

主人公のエルウッドは祖母の遺産で悠々自適の暮らし。
姉のヴィータとその娘も扶養しているのだが、二人はエルウッドの奇行に困惑していた。
昼から酒場に入り浸っているのは良いとしても、家に戻るときには必ず友人のハーヴェイを伴って来るからだ。
ハーヴェイは身長6フィートを超えるウサギ。
しかし、その姿はエルウッドにしか見えず、彼と会話をしているエルウッドの様子は傍から見れば奇妙極まりない。
エルウッドと暮らしていては社交もままならないと考えたヴィータは、ある日意を決して精神病院に彼を連れて行くものの、手違いから彼女自身が拘束されてしまい・・・

ハーヴェイはアイルランドの妖精「プーカ」として説明されているのだが、エルウッドが毎日明るいうちから酒場に通っているという事実と照らすと「アルコール中毒者の幻覚」と考えるのが普通だろう。
しかし、元々ミュージカル作品であった本作の主演も務めていたジェームス・スチュワートがとぼけた演技でハーヴェイの存在の真偽をうやむやにしてしまう。
温厚で社交的なエルウッドの様子は人好きのするもので、ハーヴェイが例え他の人に見えないとしても彼の見ているものを信じたいと思わせるのだ。
中盤からはハーヴェイの実在を仄めかせる場面も出てくるが、その存在の真偽を考えるよりも、誠実なエルウッドに関わった人々が幸せに導かれるという結末を味わいたい。

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