映画: 素晴らしき哉、人生!
先月、ファンタジー映画トップ50のリストを見つけ、片っ端から観てみることにしました。
上位4作品は既に観たことがあるので、第5位の"It's a Wonderful Life"(邦題: 素晴らしき哉、人生!)からレンタル。
歴代5位という位置付けについては、リスト上の他のタイトルをあまり知らないので何とも言えませんが、笑って泣ける前向きな映画らしい映画でした。
ファンタジー色は薄いものの、天使達の遣り取りはコミカル。
前半あらすじ
主人公ジョージ・ベイリイの父はベタフォードという名の小さな町で住宅ローン会社を経営しているが、商売というよりは慈善に近い金利で運営しているため、家庭は裕福とは言いがたく、ジョージも自分の学費はバイトで稼いでいる。
ジョージは父のことは尊敬しながらも稼業を継ぐ気はなく、大学を卒業したら世界中を巡る建築家になるという夢を持っていた。
しかし、その夢は諦めざるを得なくなった。
父親の急死によって止む無く会社を継ぐことになった彼は、ベタフォードを牛耳る資本家H.ポッターに苦しめられている住民のために、父親譲りの善良さで救いの手を差し伸べる。
大恐慌や世界大戦を乗り越えて幸せな家庭を築いたジョージだったが、ある日、副社長を務める叔父のミスによって巨額の損失を出してしまう。
牢獄での生活が待ち受けるばかりとなったジョージは、自分の人生の無意味さを儚んで自殺を試みる・・・
後半あらすじ
ちょっと頼りないカンジの彼の守護天使(2級)が現れて、ジョージに自殺を思いとどまらせるために「ジョージの居ない世界」を体験させる心の旅。
ジョージの居ない世界には、彼の弟も居ない。
有望な技師であり、大戦中は前線で活躍して大統領から勲章まで貰ったベタフォードの英雄である弟のハリーは、子供の頃に池に落ちたところをジョージに助けられているため、兄の存在しない世界では子供の頃に亡くなっているのだ。
優しいはずの母親も、幼い息子を亡くしたからからか荒んだ性格になっている。
そればかりか、ジョージの融資で家を建てたベタフォードの人々は、彼の居ない世界ではH.ポッターが暴利を貪る賃貸住宅に住まざるを得ず、貧しさに喘いでいるのだった。
そして、最愛の妻メリーは・・・
一人の平凡なアメリカ人男性の半生を振り返るだけのストーリーなのだが、その「平凡」さこそがこの映画のツボ。
「自分探し」とかしちゃう若い人には感銘を与えないかも知れないけれど、人生の折り返し付近に観れば、それから後の道のりを後押ししてくれるような作品です。
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コメント
Leonさんこんにちは~
先日私もこの作品を見ましたよ~
なんて偶然!!
人の為に自分を犠牲にしてきた主人公でしたがラストは泣けました。たまにはこういう映画もいいですね~
投稿 のん | 2008.02.09 12:24
60年以上も昔の映画を同時期に観てただなんて、ホントに凄い偶然ですね!
派手な映像効果などはないけれど、ストーリーが良ければ小説と同じように映画も永く残るものだと実感しました。
投稿 Leon | 2008.02.09 16:06