ちょけんまげTPO
リチャードは唇の両端を下げたが、笑みはかくしきれない。「わたしが愛されるのはひとえにこの剣ゆえですからね」「ぼくがもっと下卑た冗談を言うやつだったら、おまえ、いまの言葉、ちょっと恥ずかしかったぞ」アレクは相手をためすように言った。
美貌にして無双の剣客リチャード・セント・ヴァイヤーと放蕩貴公子アレクのちょっぴりアレなやり取りは、増補版として復刊された「剣の輪舞」に収録されている短編「死神という名前ではなかった剣客」から。
訳者あとがきを読んで、一風変ったファンタジーであることを再認識しました。
批評家は「マナーのファンタジー」と言うらしいですが、架空世界の構築には力が注がれておらず、ひたすらに人間模様が描かれていて、増補版で追加された短編ではそれがより如実に感じられるようです。
架空のものも含めて地名を一切出していないので、17~18世紀あたりを舞台にした歴史小説風でもあり、登場人物の名前が英国風ではあるけれど、これも変えてしまえばどこの国であっても違和感無く成り立ちそう。
とは言え、江戸時代風の架空世界ではリチャードがちょんまげになってしまうため、絵面的に許容できないかもしれませんが・・・
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コメント
ちょんまげもアリです。
全然オッケーです(笑)
投稿 北沢友樹 | 2008.04.19 14:13
北沢さんこんばんは。
ちょんまげ、オッケーなのですね。
深いな・・・
まだまだ勉強(?)が足りないようです。
投稿 Leon | 2008.04.19 18:43