カテゴリー「書籍・雑誌」の422件の記事

2012.10.14

「永遠の王」復刊してました


永遠の王〈上〉―アーサーの書
アーサー王伝説を下敷きにした、T.H.ホワイトのファンタジー「永遠の王」が、10年ぶりの復刊(重版)です。

1950年代の作品ですが、良質なファンタジーの特質である色あせない輝きを持つ、オールタイムベストの一冊です。

これが版切れになると、次も10年後かも・・・


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2011.05.15

創世記


聖書 : 新共同訳(共同訳聖書実行委員会) 旧約聖書と新約聖書の合冊本。 通勤読書で、やっと旧約部分を読了したけれど、のっけから躓いた。

神は「光あれ。」と言って光を創造し、夕べがあり、朝があった。
これが初日の出来事で、二日目には同様にして空と大地を分け、三日目に植物を創造する。
そして、四日目になってようやく太陽と月、星々を創造するわけだが、太陽が存在しなかった初日から三日目までは何をもって「日」としていたのだろうか。

そんな疑問を持った先人は沢山いたのだろうし、神学的な結論は出ているのかも知れないが、聖書の中には答えがないので、「創世記中の"日"は24時間に等しいのではなく神時間(詳細不明)」と理解して読み進めることにした。

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2011.02.13

発表: 2011年 このファンタジーが良さげ・・・

昨年末より開催していたトラックバック企画「2011年 このファンタジーが良さげ・・・」の結果発表です。

7作品に対して9票の投票がありました。
トラックバックやコメントにて投票して頂いた皆様、ありがとうございました。

タイトル 著者 点※
黄金の狩人(1)~(3) ロビン・ホブ 2 5
クシエルの使徒(1)~(2)/クシエルの啓示(1)~(3) ジャクリーン・ケアリー 2 3
銀のらせんをたどれば ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 1 3
見習い魔女ティファニーと懲りない仲間たち テリー・プラチェット 1 3
スーパーヒーローの秘密 シャンナ・スウェンドソン 1 2
テルミー きみがやろうとしている事は 滝川廉治 1 1
シヴァ 狼の恋人 マギー・スティーフベーター 1 1

シリーズものが多いですね。

お馴染みの作家・シリーズで「期待どおり」とか「期待以上」というのも良いけれど、初読の作家で「予想外」というのも醍醐味なので、今年はそのあたりにも期待したいところです。

※「票」欄は単純に得票数ですが、ベスト1~3位を挙げてもらっている関係上、以下のようなポイントを割り振って集計した「点」欄も設けています。
・1位: 3点
・2位: 2点
・3位: 1点
ポイントの付け方によっては集計後の順位がかなり変動するため、目安程度に。

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2010.12.28

【トラックバック企画】2011年 このファンタジーが良さげ・・・

※トラックバックはココログの仕様のため一時的に保留される場合がありますが、速やかな公開を心がけます。

Leon's Armor Shop をご覧下さっている皆様、こんにちは。

今回で7年目となるトラックバック企画「このファンタジーが良さげ・・・」です。

要領はこれまでと同様

・2010年内に出版されたもの(*)のうち、個人的なベスト3(1~2冊でも可)のタイトルと著者名
・締め切りは1月末まで
・ジャンル特定が難しいものもあると思いますが、「ファンタジーと思ったものがファンタジー」の方向で
・トラックバックに限らず、コメントで寄せられたものも集計の対象に致しますので、blog を利用していない方もお気軽に!

*: 初出タイトルはもちろんのこと、文庫化されるなどして新たに書店に並んだものや新訳、復刊を含みます。(増刷は対象外です。)

今年は、図書館の近くに引っ越したので、ダンセイニの絶版とかに食指が動いて、新刊はあまり読めてないような気がしますが、「ディスクワールド」、「氷と炎の玉座」、「テレメア戦記」、「ナイトウォッチ」など、期待していたシリーズものの続刊がさっぱり出なくて、全体的には低調という印象でした。

サクサクと訳出が進んだハヤカワFT の「クシエル」シリーズは、三部作最終巻「クシエルの啓示」でも安定した面白さで、主人公を変えての続刊が楽しみ。

ウンベルト・エーコの「パウドリーノ」は、歴史小説だと思って読み始めたら、壮大なホラ話で、更に結末に至ってミスタリーだったと知らされる不思議な物語でした。参考リンク
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年

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2010.12.25

魔法剣士ゲラルト


エルフの血脈 (魔法剣士ゲラルト) ポーランド人作家による異世界ファンタジー。

勢力拡大を狙う南方の帝国と、その阻止を図る北方諸国という構図が背景にあるのだが、主人公のゲラルドは「諸行無情」といった感じで受け止めている。

彼の生業は一種のモンスター・ハンターで、怪物相手には優れた剣技を見せるが、人間を相手にするのは良しとしない。

しかし、ある少女を救ったことがきっかけで、世界をとりまく大きな流れに巻き込まれていく・・・

実はこの作品、先に「コンクエスタドール」というタイトルでDVDが日本語版で出ている。

DVD には伝承の「ハリネズミのハンス」にたエピソードが盛り込まれていて、単なる焼き直しなんだと思っていたが、全体を通して「未知への誓い」という、ファンタジックな要素が貫かれているようだ。

「ハリネズミのハンス」では、半人半獣のハンスが、道に迷った王様に出会い、道案内の見返りとして「城に帰ったときに最初に目にしたもの」を求める。

王様は契約に応じるが、その時点では自分が何を差し出すことになるのかは知らず、これが「未知への誓い」である。

伝承では、王女とハンスが結ばれるハッピーエンドになるが、魔法剣士も報酬としてときに「未知への誓い」を求める。

魔法剣士と「未知への誓い」を交わした者が家に帰ると、自分の子供が生まれていることを知り、軽率な誓いを悔いることになるが、魔法剣士の技は、代々このようにして受け継がれていくらしい。

出自がそんなカンジなので、全体的にダークな印象。

DVD に収録されている逸話は、小説から見ると過去にあたるので、先に見ておいたほうがより雰囲気に浸れそうだ。

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2010.11.06

読んでない本


ミッフィーのおうち ニュースソース: 時事通信 ミッフィー作者がサンリオ提訴=著作権侵害と差し止め請求-オランダ サンリオのキャラクター「キャシー」が、ディック・ブルーナのミッフィー」に酷似しているとして、商品の製造等の差し止めが求められているとか。

そんなニュースを知って、暗い思い出が甦りました。
1つ上の姉が居るので、物心ついた時には周囲に読めもしない絵本がありました。
そんな中でも、この「ミッフィーのおうち」には、妙な想像力が働いたのです。

「おうちの中に、こどものウサギがいる」
単純に見れば、そんなカンジの表紙ですが、「何故、外に出て遊びに行かないのか?」、「ちょっと待てよ、口がバッテンになってるゾ」、「さてはおしゃべりが過ぎて口を縫い付けられてしまったのか?」、「とすると、これは折檻の末に軟禁された仔ウサギなのかっ!?」といった流れで幼い精神は想像の濁流に飲み込まれ、字が読めるようになっても、怖くて読んでいないのです・・・

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2010.11.01

ヴァルデマール

「盗人の報復」を読了しました。
スキッフの登場する最初のエピソードです。

宮廷内の陰謀など、社会的ヒエラルキーの上層面が取り扱われることの多いシリーズですが、今回は最底辺が主な舞台。

毛色が変わっいて楽しめましたが、独特の世界観は一貫しています。

それは、円グラフのイメージで言うと、半円分は女性という1つのカテゴリで、残りの半分が女性や子供に暴力を振るう男性とゲイで占められます。

スキッフは、その何れにも属さない、円グラフの中では毛筋ほどの面積しかない希少な男子ですが、マイノリティ代表として、今後の活躍にも期待。

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2010.05.30

近刊チェック

早川は、「クシエルの使徒」に続き、「クシエルの啓示」を刊行。
分冊刊行反対派だけれど、間を空けずに出るなら問題なし。
ポーランド作家の「魔法剣士ゲラルト」は、当初5月発売をアナウンスしていたけれど、7月にズレ込む模様。
ウワサによれば、DVD 「コンクエスタドール」はこの作品の実写版らしいけれど、あまり面白くなかったなぁ。

東京創元社は、発売されたばかりの「死者の短剣」の続編以降は食指の動くタイトルなし。
メリッサ・マールの妖精ものが出るけれど、ロマンス系統だとヴァンパイアものの方が一般受けしそうなもの。

中央公論新社は、スキッフの少年時代を扱う「ヴァルデマールの絆」。
C☆NOVELS というレーベルは、このシリーズしか読んでないけれど、やはり東京創元社から文庫版で出して欲しいな。

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2010.05.24

ブリタニア列王史


ブリタニア列王史 アエネーイスは読んでないけど、時系列的にはル=グウィンの「ラウィーニア」に繋がる。 ブリテン人の祖先がトロイア人ってのは、青森県戸来村のキリストの墓クラスに眉唾な話だけれど、ロマンがあるなぁ。

アエネーアスの母親はアフロディーテってことになってるけれど、王統に「神由来成分配合」という宣伝文句は不可欠らしい。

人が人を支配する構図には「神の威光のもとに」という名目をとる必要があるらしく、国家元首の就任を思えば、日本では天皇による任命という形をとり続けているし、アメリカでは聖書が登場する。

それで民衆も「神様が認めてるんじゃぁ、しょうがねぇか」という雰囲気になるのだろうけれど、宗教を認めていない国はどうか。

支配する人は誰でも良いってコトになるのだから、常に下剋上(?)を恐れることになり、独裁的な体制にならざるを得ないのだと思う。

やっぱり、世界には神話が必要だよね。

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2010.05.23

見習い魔女ティファニーと懲りない仲間たち


A Hat Full of Sky: The Wee Free Men 2 (Discworld Novels)

ニュースソース: 栗田BOOK-SITE

ディスクワールドのサイド・ストーリーとして巻を重ねているティファニー・シリーズの第二巻目が、これまで同様に、あすなろ書房から出版されるようです。

やっほう!!

発売時期は6月中旬


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